ドングリのなる樹

GreenDataBank

2014年10月21日 22:31

 いわゆる「ドングリ」とは、ブナ科の樹になる実(堅果)のことを言います。ブナ科はコナラ属、シイ属、マテバシイ属、クリ属、ブナ属などに分かれます。ここではコナラ属の仲間をご紹介します。この仲間には紅葉して落葉する種類(コナラ、ミズナラ、クヌギなど)と常緑のもの(アカガシ、シラカシ、アラカシ、ウバメガシなど)があります。



①コナラ (中区上島、四ッ池公園)
 公園や山地で多く見られます。おわん(殻斗)はつぶつぶ(瓦状)模様です。 (2013年9月12日)



②シラカシ (中区元城町、浜松城公園)
 公園では普通に見られます。街路樹としても植えられています。おわんはしま模様です。 (2014年10月2日)



③クヌギ (浜北区、竜南緑地)
 ドングリは丸くて大きいです。おわんはケバケバに囲まれています。 (2007年11月25日)



④ウバメガシ (中区、船越公園)
 葉は小さく、厚くて硬い。おわんはつぶつぶです。 (2010年10月31日)



⑤アカガシ (北区、観音山)
 葉に鋸歯がないこと、おわんはしま模様で毛に被われていることが特徴です。 (2011年11月17日)